「ここにしかない」が体験できる、2つの新空間。

「知的エンターテインメント大空間」というキーフレーズや、多様性を感じさせるカラフルなロゴが掲げられた「ナレッジキャピタル」。
そうしたコミュニケーションにふさわしく、施設内の「フューチャーライフショールーム」や「The Lab.」には、さまざまな体験や交流ができるショップ、ショールームなどが集まっています。

実は私たちTCDも、一部のお手伝いをさせていただきました。今回はそのうちの2つをご紹介したいと思います。

●グリーンロードモータース
『みんなでつくる「世界一」!』をキーフレーズに、大人から子どもまでが先端の技術を体験できる「ACTIVE Lab.」。その一画に、ひときわ目を引く真っ赤なスポーツカーが展示されています。この車は、トミーカイラZZ。
「公道を走れるレーシングカー」としてファンに語り継がれてきた幻の名車が、加速性能の高いEV(電動)スポーツカーとして生まれ変わり、大きな話題となっています。京都大学発のベンチャー企業、グリーンロードモータース(GLM)が中心となって研究を重ね、開発しました。

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TCDは、このトミーカイラZZ、およびGLMのトータルなブランドデザイン、イメージ・ディレクションを担っています。
その象徴となるGLMのロゴは、スポーツカーにふさわしくソリッドで無駄をなくし、かつ識別性を高めて記憶に刻まれるデザインとしました。
また、スローガンは「世界をわくわくさせたい」という強い想いと、トミーカイラZZの別格の存在感を示すため、あえて一般的な英語ではない「astound」(びっくり仰天させる、の意味)を用いて表現しています。

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このGLMショールームは、まさにスローガンである「Astounding pleasure」を体感できる空間、とのことですので、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

●スイーツ・ラボ
未来へのワクワク感を体験できる「フューチャーライフショールーム」4階にある「スイーツ・ラボ」は、大手前学園がプロデュースする、新しいスイーツの情報発信基地。パティシエの養成やスイーツ学教育に実績のある同学園グループの大学、短大、2つの専門学校のノウハウを集めて誕生しました。
ラボ内には初心者からプロまでを対象としたお菓子やパン作りの教室、スイーツを味わえるショップやカフェが設けられるほか、古今東西の菓子文化に触れるイベントや、製菓関連業界の新作発表・研究発表など、関西のスイーツを元気にするさまざまな企画が予定されています。

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TCDでは、スイーツ・ラボのロゴとリーフレットを制作しました。ロゴは「Sweets」の2つのeが目になっていて、新しい視点、未来を見つめ探究していく姿勢を表わしています。また曲線を生かしたやさしいフォルムに、スイーツがもたらす時間の豊かさ、楽しさを込めています。

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ショップ・カフェには、学園の教授陣などの手によるオリジナルケーキも並びます。金色に輝く「Sweets Lab」のロゴが目印ですので、ぜひご注目ください。

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将来は、新人パティシエの登竜門としても活用する予定。オーディションで合格すれば、ここで自作のスイーツを発表、販売するチャンスが与えられます。つまりは、若手ファッションデザイナーたちによるセレクトショップのスイーツ版。ここから才気あふれるパティシエがデビューする日も遠くないでしょう。

TCD「ウメキタ・サテライト・オフィス」開設にともなってスタートした、この「うめきたレポート」。今回は、グランドオープンを前にした内覧会をまわってのレポートでした。次回は、実際に「うめきた」が動き出してからの情報をお伝えしたいと思います。


[筆者プロフィール]由良綾子 株式会社TCD コピーディレクター
印刷媒体、WEBのコピーライティング、ネーミングなどを担当。趣味は国内外を問わず、旅行と街歩き、食べ歩き。