一歩先の「きっかけ」に出会えるショールーム。

私たちTCDの「ウメキタ・サテライト・オフィス」では、普段芦屋にいるスタッフが交代で勤務しています。私も1週間「グランフロント大阪」内のオフィスに通い、あちこちの施設を見て回りました。

平日でも、マスコミに大きく取り上げられた飲食店は大変な行列ですが、ショールームやラボは比較的ゆっくり見ることができました。今回はその中から、注目のショールームをご紹介します。

●パナソニックセンター大阪
大阪駅から「グランフロント大阪」に入ると、すぐ右手に位置するパナソニックの情報受発信拠点。地下1階と1階には大型ビジョンウォール、住宅設備や電化製品を体感できる空間などが広がります。

そして2階は、女性をメインターゲットとしたフロア。
カフェでは、料理研究家とコラボレーションし、パナソニックの家電で調理したメニューがいただけます。各座席にはタブレットが置かれ、メニューやレシピが見られる他、簡単なコメント機能も。
私もランチに食べた「大阪野菜プレート」の感想を書き込んでみました。タブレット上だけで完結するのかと思いきや、そこは『未体験の「夢」と「快適」をあなたの声と創りたい』をキャッチフレーズに掲げている空間。サロン的なスペースにある高さ2メートルほどの大型ディスプレイにも、私のコメントが表示されていました。

umerepo2_201305_1

そして「CLUXTA」は女性専用・有料のパウダー&セルフエステルーム。パナソニックの美容・健康家電に加えて、資生堂とコラボレーションしており、化粧品も自由に使うことが可能です。

umerepo2_201305_2

「パナソニックセンター大阪」では、有料であっても製品の特徴・効果をしっかりと実感できる仕組みや、他の業種・キーパーソンとのコラボレーションなど、新しい製品やライフスタイルに触れられる仕掛けが、あちこちに散りばめられていました。
現在はオープンを記念したさまざまな企画が展開されていますが、これから参加者の声などをどう生かしていくのか、注目していきたいと思います。

●アシックスストア大阪
「ナレッジキャピタル」の3Fには、ランニングを中心に野球などのスポーツ用品も取り揃えた、国内最大級のアシックス旗艦店があります。

umerepo2_201305_3

エントランスをはじめ数カ所に配されたアシックスのブランド・マークは、実はTCDが以前に手がけたものです。アシックスが培ってきたアイデンティティを継承しながら、世界へ通用するブランドとしての洗練度、存在感を高めたデザインとなっています。

umerepo2_201305_4

ここは「アシックスストア大阪」という名称ではありますが、「フューチャーライフショールーム」に属するだけあって、もちろん物販だけではありません。 大きな目玉となっているのが、ランナーのためのパーソナルサービス「ランニングラボ」と「FOOT-ID」です。

「FOOT-ID」では、立体的な足型の測定などを行い、足や走り方に合うシューズを提案してくれます。
そして「ランニングラボ」では、ランニングフォームや全身持久力などを測定し、ランニング能力を科学的に分析する有料サービスを展開。もともとトップアスリート向けに開発された技術で、フルマラソンの予測タイムなども出してくれるそうです。
私も最近山登りをはじめたばかりなので、こうしたサービスの登山版があればぜひ利用してみたいと感じました。

umerepo2_201305_5

気になるものを納得できるまで体験して、後悔がない選択をしたい。自分の適性の判断材料となるようなサービスであれば、積極的に利用したい。そういったモノ選びや趣味、健康などに強い興味、意欲を持つ人にとって、「グランフロント大阪」のショールームは能動的に参加でき、一歩進んだ「きっかけ」を見つけられる場となりそうです。

ここ「グランフロント大阪」はとにかく広く、見所が多いので、「1日では回りきれない」「1つの建物だけで時間切れになった」という声をよく耳にします。
私もまだまだ見きれていませんので、引き続き歩き回りたいと思います。


[筆者プロフィール]由良綾子 株式会社TCD コピーディレクター
印刷媒体、WEBのコピーライティング、ネーミングなどを担当。趣味は国内外を問わず、旅行と街歩き、食べ歩き。