2012.01.26

Branding Topics 5 #06 :”Nothing but Beauty”ファンケルがリブランディング

「Branding Topics 5」と題して、国内外のブランディングやデザインに関する注目トピックス、ニュースを
毎回5本、ピックアップしてご紹介して参ります。
今週はファンケルやフォーシーズンズホテル椿山荘のリブランディングなど大型テーマがありました。
ブランディング
ファンケルが”Nothing but Beauty”をステートメントとし、リブランディングをスタート
ファンケルが化粧品事業を再編し、無添加の本質を表現したブランドステートメント”Nothing but Beauty(=新の美しさを、あなたの肌へ)”を掲げて、リブランディングに乗り出します。「ファンケルの無添加」というブランドの個性をブランドコミュニケーション戦略・販売戦略を通じて確立を図っていくようです。通販化粧品として大きく業績を伸ばした同社の大きなイメージ刷新になりそうです。。
Fashionsnap.com 2012/1/18付:ファンケルが化粧品事業再編、新ロゴは吉岡徳仁デザイン
http://www.fashionsnap.com/news/2012-01-18/fancl-new-2012/
ブランディング
椿山荘がフォーシーズンズホテルとの業務提携を解消
美しい庭園を持つ都市型リゾートホテル、フォーシーズンスホテル椿山荘 東京から「フォーシーズンズ」ブランドが外れることになりました。ホテルを運営する藤田観光がフォーシーズンズとの業務提携を解消し、椿山荘のホテルとして2013年1月に生まれ変わるとのこと。フォーシーズンズという「ブランド」に頼るのではなく椿山荘ならではの「本物」のサービスを提供していくそうで、今後の展開が注目を集めそうです。
CNET Japan  2012/1/11付:2013年1月1日 椿山荘のホテルが生まれ変わります
http://japan.cnet.com/release/30013217/
SNS
7,800万回再生された日本企業・ブランドの公式YouTubeチャンネルは?
やはり動画コンテンツの訴求力と波及効果は非常に大きいもの。クセになる、話題になるCMやプロモーションムービーはネット上でも注目を集めます。日本ではまだまだ少ないですがYouTubeで公式チャンネルを用いての映像発信は、ブランドの世界観作りに大きく寄与するのではないでしょうか。
facenavi 2012/1/10付:日本企業・ブランドYouTubeチャンネル ベスト36
http://facebook.boo.jp/youtube-channel-japan
トレードマーク
英国テレビ局チャンネル4の軽やかに動く新アイデンティティ
日本のテレビ局でも番組の合間に局のスローガンやキャラクターが活躍するジングルが流れますが、イギリスのテレビ局のジングルはアーティスティックな演出です。今回リニューアルされた4のシンボルマークは、分割されたカラフルな色面で成り立っており、インパクトのあるデザインになっていますが、さらにぱたぱたと軽やかに動きます。テレビ局であればアクションまで見据えたシンボルとなるのは当然かもしれませんが、動画の普及に伴って一般企業も恁うしたトライアルができるのではないでしょうか。
Creative Review 2012/1/24付:A new identity for More4
http://creativereview.co.uk/cr-blog/2012/january/more4-identity-man-machine
ニュース
米国ネット著作権保護法案「SOPA」「PIPA」ネット界の反対運動などを受け審議無期限延期
アメリカの議会で、インターネットにおける不正コピーを防止するための著作権擁護の2つの法案が審議されていましたが、Google、Facebook、Wikipediaといったネット関連企業からの強い抗議などを受け、審議が無期限延期となりました。この法案はもともとマスコミなどの業界団体の著作権保護要請から起案されたもので、旧メディアと新メディアの対立とも目されていました。米議会における政治への影響力でもネット関連企業が台頭しつつあるようです。
CNET Japan  2012/1/23付:米議会、著作権保護法案「SOPA」の審議を延期
http://japan.cnet.com/news/business/35013316/

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