芦屋・銀座通信〜130年の歴史と共に〜

「芦屋・銀座通信」では、TCDのオフィスがある兵庫・芦屋と東京・銀座からリレー形式でコラムをお届けします。
1回目は銀座オフィスのグラフィックデザイナーが、TCDの銀座オフィスをご紹介します。

銀座と言えば、時計塔のある銀座・和光が頭に浮かぶ方が多いと思います。
ここ中央区は近代建築が多く残っている地域で、TCD銀座オフィスが入る教文館・聖書館ビルもその一つです。

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このビルは、帝国ホテルを建設したフランク・ロイド・ライト氏と共に来日したアントニン・レーモンド氏によって、1933年に建てられました。随所に当時のアール・デコ様式が残っており、銀座界隈で今も使われている唯一の「レーモンド建築」と言われています。完成当時は銀座通り側に塔屋があり、銀座界隈でも目立つ外観だったそうです。
NHKの朝ドラ「花子とアン」のモデルとなった村岡花子氏ゆかりの場所としても話題になったので、ご存知の方もいるかもしれません。

ビル内を少し紹介させていただきます。まず、エントランスの装飾部分と左右対称の造りの階段は、アール・デコ様式の特長がよく出ています。

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現在は使用されていませんが、和光と共に東京大空襲を乗り越えた、銀座で最古の回転ドアもあります。

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そして、TCD銀座オフィスの入り口周りも当時の名残が残っています。

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弊社のオフィスが入るビルを中心にご紹介しましたが、もう1つおすすめのビルを紹介させていただきます。銀座一丁目の奥野ビルです。かつては、高級アパートメントだったそうで、今ではアートギャラリーが多く入っています。今でも使用されている手動のエレベーターは必見です。

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銀座は、ここ数年の間に東急プラザなど新しい建物が建ち、街の風景が変化してきましたが、近代建築巡りをするのも銀座の楽しみの一つだと思います。

次回は、芦屋オフィスからお届けいたします。


[筆者プロフィール]
澤間 紋華 株式会社TCD デザイナー
ロゴからWEBデザイン制作などブランディング、プロモーション業務に従事。
趣味は、古い喫茶店や建物巡り。