2017.06.07
芦屋・銀座通信~芦屋本社周辺の癒しスポット~
「芦屋・銀座通信」では、TCDのオフィスがある兵庫・芦屋と東京・銀座からリレー形式でコラムをお届けします。
TCDの本社がある芦屋市は閑静な住宅街として有名です。
この静かな環境は、じっくり創作活動をするにはとても良い環境だと思います。
第4回目は本社から徒歩で行ける癒しスポットを、歴史を交えながらいくつかご紹介していきます。
まずは、会社からわずか徒歩3分のところにある、「金津山古墳」。
外から見ても住宅に囲まれ、古墳があるようには見えず、ご存知ない方もいるかもしれません。
近づくには、住宅の隙間にある小さな道に入っていきます。
古墳時代中期(5世紀後半)に築造された前方後円墳です。(現在は後円部しか残っていません。)
後円部径40mの、市内最大の墳丘を残す古墳だそうです。
続いて、「阿保親王墓」。JRの踏切を越えて4分程北に歩くと住宅街に突如現れます。こちらは周りに高い建物などがないので、かなり存在感があります。
さきほどご紹介した「金津山古墳」を造った阿保親王がまつられています。
全体的に背の高い木々が繁茂しており、奥からは涼しい風が吹き抜けてきて、少し神秘的な感じもします。
径約36mの円墳で周濠があるそうですが、現在は宮内庁で管理されており、柵の中への立ち入りは禁止されています。
そして最後は、阿保親王墓の大きな森を横目に北へ8分。「仲ノ池緑地」に向かいます。
阪急電鉄の高架下のトンネルを抜け、少し行くと到着です。
仲ノ池は、江戸時代に農耕用ため池として、谷をせき止めて造られたと言われています。
今はベンチや遊歩道などが設置され、市民の憩いの場として利用されているようです。
この辺りだけゆっくり時間が流れているような、座っていたら寝てしまいそうになるのどかな場所でした。
以上、本社から徒歩で行ける癒しスポットのご紹介でした。
関連リンク:
芦屋市ホームページ http://www.city.ashiya.lg.jp/