芦屋・銀座通信〜銀座のクリスマス2017〜

「芦屋・銀座通信」では、TCDのオフィスがある兵庫・芦屋と東京・銀座からリレー形式でコラムをお届けします。

私にとって、銀座はショーウィンドウの街という印象があります。各百貨店、ブランドのショーウィンドウがとても華やかに彩られていて、いつも目を楽しませてくれます。単に商品の魅力を伝えるだけでなく、その時代を映す鏡のような存在だと思っています。日本での歴史を調べてみますと、1870年に銀座レンガ街に登場したショーウインドウがその先駆けと言われているそうです。
さて、12月は銀座の街が華やぐ季節です。第7回目の「芦屋・銀座通信」では、銀座のクリスマスのショーウィンドウをいくつかピックアップしてお届けしたいと思います。

和光

銀座のシンボル「和光」のショーウィンドウは、毎月どんなものになるのかいつも楽しみにチェックしています。
今月のテーマは、「超」。ロボット達がせっせと働く未来の世界を表現していました。クリスマスの飾り付けをするロボット達。すると、大樹と思っていたものが突然動き出し、慌てふためくというストーリーになっていました。AIも人間のように慌てたり、失敗したり、そんな存在であるようにという思いが込められているようです。実際に動く仕掛けになっており、凝っていました。

銀座三越

続いて、銀座三越のショーウィンドウのご紹介です。今回のテーマは、「MAKE it HAPPY! 2017 CHRISTMAS」
可愛いテキスタイルが施された「折る折るバッグ」と名付けられたクリスマス限定のショップバッグを装飾にも使用しており、連動感のあるイメージで統一されていました。
バッグにはライトが仕込まれており、白いトナカイや赤いはしごなど、絵本の中にいるようなクリスマスの高揚感あふれるディスプレイでした。

GINZA SIX(ギンザ シックス)

最後にご紹介するのは、「GINZA SIX」です。銀座松坂屋跡に4月にオープンしてから話題の商業施設ですが、初めて迎えるクリスマスは、バルーンアーティストユニット「デイジーバルーン」による作品「Mirror Bell Dress」をメインに装飾されていました。
メインオブジェのクリスマスベルは、ミラー素材のオーナメントで作られており、近づくと銀座の人、風景がそこに映り込むのが作品のコンセプトにもなっているようです。高級路線の商業施設ならではの上品な雰囲気でまとめられていました。


毎年、服にも流行があるようにクリスマスにも流行を感じます。
今年は、全体的にイルミネーションにいろんな色を使うというよりも、単色でまとめられた上品で落ち着いたイメージのものが多かったように思います。
2018年の銀座の街並みはどうなっていくのか、今後も楽しみにチェックしたいです。


[筆者プロフィール]
澤間 紋華 株式会社TCD デザイナー
ロゴからWEBデザイン制作などブランディング、プロモーション業務に従事。
趣味は、旅行、古い喫茶店や建物巡り。