BE INSPIRED〜タイの魅力的な雑貨ブランドとイラストのご紹介〜

「BE INSPIRED」では、TCDのグローバルチームが日本以外の視点から見たブランディングに関する海外のトピックスをお届けします。
3回目はタイ出身のグラフィックデザイナーが注目するタイの魅力的な雑貨ブランドとイラストのご紹介です。

まずは、雑貨ブランド「Qualy」をご紹介します。
Qualyは、ユニークで楽しいアイデアをもとに多数のプロダクトを製品化しています。
例えば、食卓が楽しくなる調味料入れやセロテープとクリップの両方が一つになったシロクマ、
そして、荷物を引っ掛けるフックは、実際に、荷物を掛けるとネコが飛び出す、といったプロダクトです。

調味料入れ

参照) FOUR SEASONS

ステーショナリー

参照) Polar Bear / Brown Bear Tape Dispenser

ハンガーフック

参照)Kitt-A-Boo

私はタイの雑貨ブランドだとは知らず、日本で発見し購入しましたが、当時そのユニーク性に衝撃を受けました。

次に、折り紙の雑貨ブランド「Pub Piab Riab Roy」です。
折り紙自体は日本独自のものですが、タイの文化や視点を取り入れると、異なった表現になる例です。 この雑貨ブランドは折り紙を用いて、タイ国民が仏壇に置いたり、目上の人に渡すマライという花を制作しています。生花でなく折り紙で制作された花なので、水をさしたりする手間がありません。また、デザイン自体もモダナイズされ、タイ国民の現代の生活に合わせたものになっています。

ランプとしても使えます。

最後に、Wisut Ponnimit(ウィスット ポンニミット)というタイのイラストレーターのご紹介です。1998年にマンガ家としてデビューし、4年間日本に滞在し、現在は、バンコクを拠点に活動しています。有名な作品は「マムアンちゃん」。一度は目にされたことがあるかもしれません。ほっこりしたテイストとメッセージで構成されたイラストは、日本の観光キャンペーンでも多く採用されています。

今年のバレンタインにリリースした作品。

日本の観光キャンペーンも数多く手がけています。

参照)wisut ponnimit officialsite

以上、タイのユニークな雑貨ブランドとイラストのご紹介でした。日本で販売されているユニークなタイのプロダクトや日本の観光キャンペーンで採用されているタイのイラストなど、デザインのボーダレス化は進み、多様化の一途をたどっていることを感じます。

次回は、タイでの日本ブームに関してご紹介します。


[筆者プロフィール]
パトラ ハタイー Patra Hatajich 株式会社TCD デザイナー
タイ・バンコク出身。日本在住歴7年。ロゴのデザインからガイドラインの制作などブランディング業務に従事。