ブランディング考

2020.01.24

「動画マーケティング」とは何者?

磯田 晋作 プランナー

近年、SNSの普及や通信技術の発展など情報化社会が加速化する中で、ビジネス分野において動画が高い注目を集めています。
実際に「動画マーケティング」なるものが認知されるようになり、YouTubeやソーシャルメディアを中心とした動画広告の需要も広がっています。
今回はそういった背景から、なぜ動画マーケティング需要が広がってきているのか、動画に関してご紹介したいと思います。

動画はマーケティングの手法として活用できる!

「動画マーケティング」とは、映像を用いたコンテンツによって、商品やサービスに対する顧客の関心を高めることを目的としたマーケティング手法です。

現在は街中でも多くのWi-Fiスポットが普及し、通信環境が整備されたことによって、データ通信量を気にすることなく動画を楽しめるようになっています。

また、YouTubeやInstagramといった、動画コンテンツを拡散しやすいSNSが多く生み出され、“誰でも簡単に動画が観られる環境”が拡大したことで、動画広告の市場は2019年で2,500億円に達しており、2023年には5,000億円以上に達すると言われています。

これらの要因が後押しし、動画マーケティングは効果的な手法のひとつとして、注目度を増しているのです。

そもそも、なぜ動画なのか?

ここまで、動画マーケティングについてご紹介してきましたが、そもそもなぜ動画なのでしょうか?
もちろん従来のコンテンツの主流だったテキストや静止画像と動画とでは、決定的な違いがあり、そこがマーケティングにおいても重要な優位性となっていきます。

Point.1 動きがある
「動画なのだから、動くなんて当たり前じゃないか」と思われたのではないでしょうか。ですがそんな“当たり前”が非常に重要なポイントとなります。
人間は動物的本能から、動くものに対して注意を払います。ですので、人やアニメーション、風景などが常に動く動画は、テキストや静止画に比べてユーザーの目をより惹きつける効果があります。

Point.2 多くの情報を短い時間で伝えられる
通常1分間の動画の中にはWebサイト3,600ページ分の情報量があるとも言われるほど、動画には大量の情報が詰め込まれています。ですので、動画ではそれらの情報を短い時間で正確に訴求できると言えます。

Point.3 記憶に残りやすい
アメリカの研究所が提唱する「ラーニングピラミッド」によると、文字を読んだ時の記憶定着率は10%だとされています。それに対して、オーディオビジュアル(動画)を視聴した場合は記憶定着率が20%に上昇するそうです。視覚に加えて聴覚に働きかけることで、テキストや静止画の2倍も記憶に残りやすいコンテンツを作りだせます。

Point.4 感情移入をさせやすい
人間には「ミラーニューロン細胞」と呼ばれる、他人の行動をあたかも自分の行動のように認識する細胞があります。要するに「感情移入」というのはこのミラーニューロン細胞によって起こる現象です。この性質を利用し、動画を介してブランドと視聴者の間に感情的繋がりを生み、ブランドロイヤリティを向上するなどの施策効果が期待できます。

以上のように、動画にはテキストや静止画には無い優位点があり、そこを理解することでより効果的な動画マーケティングを行うことがでます。

まとめ:動画は圧倒的な情報量を伝達できるマーケティングツール

動画は、多くの情報を素早く伝えることができ、自社のブランドや商品の購入率アップにつなげられる可能性を秘めています。動画によってどんな目的を達成したいのかを考え、動画の種類や内容、公開場所などを適切に選ぶことで、高いマーケティング効果が期待できます。

[筆者プロフィール]

磯田晋作
プランナー

神戸芸術工科大学 デザイン学部 プロダクトデザイン学科 卒
プランニング、コーポレートブランディングなどの業務を主に従事。
休日はバイクツーリングをしながら釣りを少々嗜んでいます。


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