PSP株式会社

医療情報共有サービス「NOBORI(ノボリ)」のブランディング

[調査・分析] ワークショップ
[ブランド戦略] ブランド価値規定/ブランドストーリー企画
[デザイン開発] ネーミング/ブランドロゴ/プロダクトデザイン
[コミュニケーション開発] Webサイト
[ブランド育成] インナー&アウター調査/インナーブランディング

プロジェクトの背景

日本は、世界でもいち早く超高齢化社会を迎えるとされ、2025年問題として、社会保障、主に医療・介護、年金などが限界に達すると言われています。
テクマトリックスの医療事業では、医療現場の効率化、医療情報の統合による症例データベースの構築、生活者一人ひとりが自身の健康を管理し、未病予防を積極に行う。そして、より健康で安心できる社会基盤を築くため、医療情報のクラウド化を推進する「NOBORI(ノボリ)」という事業ブランドを立ち上げました。
TCDでは、そうしたブランドのミッションを医療機関、医療従事者、生活者、そして社会から共感を得、社会に根づかせるためのブランディングが求められました。

課題解決のアプローチ

社内的には、現業がある中での新事業の立ち上げだったので、まず社員の理解、社内が一丸となって同じ方向を目指す必要がありました。そこで、社内で事業の意義や目的、ゴールイメージを共有するためブランドコンセプト(ミッション・ビジョン・バリュー)をまとめ、社内で共有。また、ブランド名、ブランドのロゴデザインを決めるプロセスに全員が参加することで、「一部で立ち上がった新規事業」ではなく、社員一人ひとりが「自分のブランド」であるという意識をインナーブランディングにより生み出すことができました。

クリエイティブのポイント

ブランドコンセプトを伝えるために「医療情報を、みんなの手に。」というスローガンを定めました。サービスを提供するテクマトリックスだけでなく、そのプラットフォームに参加する医療機関、医療従事者、生活者みんなで共有できる旗印になるようにとの願いを込めて、「NOBORI」というネーミングを開発。ロゴのデザインは、多くの医療情報がクラウド化され、やがて雨となって降り注ぎ、生活の細部まで浸透し人々の生活を支えることを表現しています。会社案内、Webサイト、プロダクト、展示会ブース、アプリケーションのUIなど、各接点でブランド表現の一貫性を保ち、存在感をアピール。医療情報のクラウド化を業界内で牽引しています。

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