株式会社 大和生物研究所

クマ笹製品を販売する「大和生物研究所」のリ・ブランディング

[調査・分析] 社内キーマンインタビュー
[ブランド戦略] MVV策定
[デザイン開発] ブランドロゴ/ブランドガイドライン/パッケージデザイン

プロジェクトの背景

株式会社大和生物研究所は「自然随順」を理念に、クマ笹の抽出液を用いた様々な製品群を展開する医薬品メーカーです。確かなエビデンスのある医薬品を提供してきましたが、近年は健康食品が勢いを増している状況です。また、企業理念の「自然随順」が顧客に浸透していないことや、笹の効能への認知の低さ、パッケージデザインのトーンがバラバラでブランドイメージが統一できていないことが課題になっています。セルフメディケーション時代に先駆け、「笹= 健康」という意識浸透を図る必要がありました。

課題解決のアプローチ

企業理念である「自然随順」の浸透のため、コーポレート・ブランドをリデザイン。キーマンヒアリングを実施して MVV を検討・整理し、ブランドコンセプトを体現するシンボルマークを開発しました。また、主力商品である「ササヘルス」のパッケージデザインもリニューアル。現状より若い層の新規顧客獲得を狙い、モダンなデザインにシフトしながらも笹の効能感をより強く訴求するデザインを目指しました。そしてブランドイメージを統一するためのクリエイティブガイドラインを、シンボルマークとロゴの運用ガイドラインに加えて制作。クリエイティブ全体におけるビジュアル表現の指針と、パッケージデザインのルールを策定しました。

クリエイティブのポイント

シンボルマークではクマ笹がもつ「浄化」と「巡り」の作用によって、ありのままの自然でフラットな状態に戻していく、足し算ではなく引き算で健康と美しさを引き出す姿勢を表現しました。パッケージデザインでは深い緑に笹の柄を大きくあしらい、自然の力強さを表現。製品名を縦書きにし和のトーンを取り入れることで、日本古来から重宝された笹の効能を感じさせつつ、上質な世界感に仕上げています。クリエイティブガイドラインでは、ブランドイメージの統一と製品ごとの個性、2つのバランスをどのようにとっていくかという課題を実際にパッケージデザインに落とし込みながら検証を重ねて解決していきました。

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