とよす株式会社

お米のスナック専門店「comemari」のブランディング

[調査・分析] ワークショップ
[ブランド戦略] デザインコンセプト企画
[デザイン開発] ネーミング/ブランドロゴ/商品企画/パッケージデザイン
[コミュニケーション開発] パンフレット

プロジェクトの背景

とよすは大阪に1902年(明治35年)に創業した歴史ある米菓メーカー。
大阪・梅田の阪急百貨店本店への新店舗出店に伴い、新商品開発とそのブランディングを検討されていました。
従来の購入層とは異なる若年層までを新商品の対象として捉えるに当たり、食べる時の音やにおいなど、周囲への配慮から若年層がネガティブに感じる点を払拭する新商品を開発。
弊社では商品開発の時点からご相談いただき、商品コンセプトのディスカッションからネーミング、パッケージデザインやイメージビジュアル、店舗デザインまでトータルに関わらせていただきました。

課題解決のアプローチ

とよす株式会社の商品開発担当者、企画担当者と、TCDの若手メンバーにてディスカッションを実施。また、弊社内でも米菓についての意見交換会やブレストをしながら、さまざまな視点からアイデアを出していきました。
新しいお米のスナックとして新規性を演出しながらも、贈答品として安心して選んでいただける品質感も訴求できる商品を意図。百貨店側の要望や意見も踏まえ、ギフト商品らしい箱の設えやユニークさを表現した棚のディスプレイなど、シンプルかつ印象的なビジュアルを創り上げました。「comemari」というネーミングは、新しいジャンルの米菓であることを表現し、商品の形や軽い食感を跳ねる鞠に例えて表しています。

クリエイティブのポイント

パッケージのキーカラーは銀シャリをイメージするシルバーと稲穂のベージュ色に。
商品ラベルを鞠のようなシンボリックなものにし、跳ねるようなラインでを入れることで食感や楽しさを表現しました。また、ブランド名は上品なトーンでありながら新しい印象のブランドネームを検討。 お米由来のスナックであることを強く訴求しつつ、「今風の和」を感じる世界観に仕上げました。

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