国立西洋美術館

国立西洋美術館 世界遺産パンフレット

[コミュニケーション開発] パンフレット

プロジェクトの背景

国立西洋美術館は、広く西洋美術全般を対象とする国内唯一の国立美術館として、東京都の上野恩賜公園内に1959年に設立されました。その建物は、世界的建築家ル・コルビュジエが手がけたもので、世界遺産にも登録されています。この貴重な建築の価値をより多くの人に知ってもらうため、プロモーションプロジェクトを企画しました。その取り組みの一環として、建築の魅力をわかりやすく紹介する「世界遺産パンフレット」を制作しました。

課題解決のアプローチ

既存のパンフレットを改版する形で「ル・コルビュジエ建築を感じ取って持ち帰ってもらうこと」をテーマに、建築の魅力を体験的に伝えるパンフレットを制作しました。まず、この建物がどのような評価で世界遺産に登録されたのか、ル・コルビュジエに関する資料や設計図、前庭リニューアルに至るエピソードなど丁寧にリサーチしました。そこから得た情報と建築の特徴をどのようにデザインへ落とし込むかを検討し、パンフレットの形状から配色、イラスト、写真、全てをクライアントとともに何度も検証。細部にまでこだわり抜いたパンフレットが完成しました。

クリエイティブのポイント

パンフレットの縦横の比率にはル・コルビュジエが考案した寸法体系である「モデュロール」を採用し、蛇腹状のパンフレットを広げるとモデュロールの定規が現れる工夫を施しています。外壁パネルに埋め込まれた玉石、館内の壁やタイル、階段などから色を抽出し、建築と一体感のあるデザインに落とし込みました。写真やイラスト、紙面構成も検証し、建築の魅力を凝縮。色校正紙を実物と直接見比べて細かな調整を重ねました。多言語展開では各国出身のスタッフと協力し、読みやすさにも配慮しています。

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