新規事業立ち上げ支援

New Business

多くの市場が成熟化を迎えている現在、自社の成長戦略のオプションは海外強化か新事業開発になります。こうした中、政府は企業には新事業を促し、スタートアップも大いに支援する構えを見せています。当然のことながら未知の新事業にはリスクが伴います。いかにこのリスクを最小化しながら進めていけるかがポイントになります。

Cases

  • 新事業を始めたいが推進する部署がない
  • 新事業の仮説をどう組み立てたらよいか分からない
  • 新事業の仮説は出来たがどう検証していいか分からな
  • 対象市場の顧客のニーズが掴めていない
  • 対象市場の成長性、収益性が評価できない

TCDは、デザインシンキングとロジカルシンキングの相乗で、お客様の新事業を成功に導く戦略パートナーです。私たちの強みは、100を超える業界経験から蓄積されている「戦略オプション」の豊富さとアイデア発想力にあります。これらを引き出しにしながら、お聞かせいただいた事業構想を、まずは粗くてもカタチにし、評価・検証を繰り返し、「勝てるビジネスプラン」へとスピーディに昇華させていく「ラピッドアプローチ」を得意にしています。

Framework

Important Task
新事業開発の成否を分ける2つの重要タスク

重要タスク❶:SWOTのフレームで強制的にアイデアを出す

新事業を考えろと言われても雲を掴むようで途方に暮れてしまいますね。常日頃から世の中の変化をウオッチしておけばいいのですが、いざとなると何を糸口にしていいか分からない人が大半だと思います。 TCDでは強制的にアイデアを出すことができるフレームの活用をお奨めしています。このフレームは皆さんよくご存じのSWOT分析です。SWOT分析を自社の強みと弱み、市場の機会と脅威を書き出して終わりにしていませんか?実はSWOT分析は戦略アイデアを出していくのに優れたツールです。S=強み、W=弱み、O=機会、T=脅威を書き出して、この4つを下表のように組合せると4つのセルができます。SO戦略、ST戦略、WO戦略、WT戦略を強制的に考えていくものです。SO戦略とST戦略では、既存事業の延長線上にある「隣地的新事業」を考えていくことになります。一方WO戦略、WT戦略では、既存事業との連関性の低い「飛地的新事業」を考えていきます。この作業で新事業の「チャンスの芽」を粗くスクリーニングすることが可能になります。ここでは常識や通念を取り払い、自由奔放に新事業アイデアを拡散的に数多く出すことがポイントになります。

重要タスク❷:新事業アイデアの受容性を迅速に検証する

そして次に重要なのは新事業アイデアの評価です。有望な新事業アイデアを実現可能な戦略仮説(事業戦略、STP戦略etc)に落とし込みます。戦略のアウトラインは描けるのですが、未知のマーケットだけにこの新事業が市場や顧客に受容されるのかの判断がつかないという状況に直面することになります。 ここで重要になる作業が受容性検証調査(フィジビリティスタディ)です。市場の成長性や収益性などを確認する「オープンデータ分析」、ターゲット顧客への「顧客ニーズ確認調査」などを行いますが、最も手早く受容性の感触を掴むことができる「専門家調査」をTCDではお奨めしています。対象市場に精通している業界OB、流通バイヤー、業界誌編集長、トレンドセッターなどに直接お話をお伺いし成功の確率を評価してもらいます。現在ではスポットコンサルティングという形で適切な専門家を紹介してくれるサービスがありますので、精度の高い「専門家調査」を実施することが可能になりました。とにかく迅速に判断し、他社に先駆けて実験的に市場に出してみて、その反応を見て修正し、本格展開するという進め方が最もリスクが低いと思います。

Process

事業環境分析

外部環境は主に市場動向について、内部環境は主に自社の活用資産の確認を行います

新事業アイデア案出

ワークショップ、ヒアリングなどを通じて新事業のアイデアを案出します

有力アイデアのスクリーニング

出てきたアイデアを「伸びるか・勝てるか・儲かるか」の観点で評価し、有力なアイデア1つに絞り込みます

受容性検証調査

オープンデータ分析、顧客ニーズ確認調査、専門家調査などを行い、有力アイデアの受容性を検証し、GO or STOPの判断を行います

事業プランの策定

上記の総合的な分析から、事業やマーケティングのアウトラインを策定します

ブランドネーミング開発

新事業の提供価値やイメージが伝わりやすいネーミングを開発します

ブランドデザイン開発

新事業の世界観を伝えるブランドシンボル、キービジュアル、トーン&マナーを開発します

製品企画・デザイン開発

必要に応じて展開商品の企画・デザインのサポートも行います

アプリケーションデザイン開発

Webサイト、紙媒体、広告、店頭など事業展開上必要となるアイテムのデザインを開発します

ブランドコミュニケーション戦略の策定

基本的なブランドのコミュニケーション戦略策定のサポートも行います

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