2012.01.11

Branding Topics 5 #04 : 2012年のトレンド・ピックアップ

「Branding Topics 5」と題して、国内外のブランディングやデザインに関する
注目トピックスやニュースを毎回5本、ピックアップしてご紹介して参ります。
今週は2012年のトレンド予測記事を中心にピックアップしてみました。
レポート
2012年のトレンド・キーワードは”ご当地””職近・親近” v.s. “セカ就”?!
株式会社リクルートから2012年のトレンド・キーワードが発表されました。旅行では”ご当地イズム”、住宅では”職近・親近”と、震災以降の”絆”に代表される身近でローカルな感覚が表れる一方、就職においては”セカ就”という就活から世界を目指すというグローバル感覚も。この身の周りと世界をシームレスに考えられる柔軟さが、トレンドと言えるかもしれません。美容では”綺麗男(きれお)”と、男女の差もますます縮まるそうです。
CNET Japan 2012/1/10付:株式会社リクルート「2012年トレンド予測」を発表
http://japan.cnet.com/release/30013146/
ニュース
PANTONEによるトレンド・カラーは情熱的な赤みがかったオレンジ
カラーチップや、最近では製品のコラボレーションでも有名になったPANTONE社が毎年発表しているカラートレンド。今年の色は赤みがかったオレンジ「タンジェリンタンゴ」。洗練されているけれども、ドラマティックで、エネルギッシュなカラーです。すでに2012年のスプリング&サマーコレクションでは、トミーヒルフィガーなどのブランドから「タンジェリンタンゴ」カラーのルックが登場。今後目にする機会が増えそうです。
Pantone Color of the Year for 2012: Tangerine Tango PANTONE 17-1463
http://www.pantone.com/pages/pantone/category.aspx?ca=88
SNS
これからのマーケティングに欠かせないソーシャルメディア8つのトレンド
アメリカの記事の翻訳ですが、大きな傾向は日本でも変わらないのではないかと思います。ソーシャルメディアトレンドと言いつつ、その予測は「すべてのジャンルが統合するだろう」というもの。ソーシャル、モバイル、PR、広告、DMが別々の物のように語られがちですが、ブランドコミュニケーションにおいてはこれらを統合し、機能させて行かなくてはなりません。
SEO Japan 2012/1/3付:2012年に注目すべき8つのソーシャルメディアトレンド
http://www.seojapan.com/blog/8-social-media-trends-in-2012
ニュース
「クール・ジャパン」のオフィシャルサイトが登場
経済産業省が主体となって進めている「クール・ジャパン」戦略のオフィシャルサイトがスタートしています。ソーシャルと強く連携し、日本をよりよくするためのアイデアを募るサイト「Mazer(マザー)」もオープン。すでに1,000人近い人々がアイデアを寄せています。インフォグラフィックスを使って日本の未来を考えるというプロジェクトなど、さまざまな取り組みが公開されています。
Cool Japan daily
http://cooljapandaily.jp/
ブランディング
出版不況下でも部数を伸ばす「ニューヨーカー」のブランド力の秘密
アメリカを代表するクオリティ・ペーパー「ニューヨーカー」。この出版不況下にあって部数を伸ばし、現在は100万部を越えている。しかも値段は2倍になっているにも関わらず。そのブランド力の秘密は、華々しいマーケティングや広告ではなく、一貫した精神と今のレベルを少しでも上回ろうという前向きなパワーでした。出版業界の話としてだけでなく「ブランド」を継続させていくヒントとしても読み応えのある記事です。
現代ビジネス [講談社]  2012/1/8付:総合誌が軒並み不振の時代に高級誌「ニューヨーカー」はなぜ100万部の部数を誇れるのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31369

やはり、新年だけあって、IT、デジタルだけにととまらず、さまざまな予測系記事が出ていました。
お正月休み、連休も終了して、いよいよ2012年も本格スタートですね。

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