2021.04.12

過去から新たなカタチをビジュアル化するコーポレート・リブランデイング 株式会社キャリアプランニング

会社の未来はコーポレート・ブランディングが左右する
会社のイメージをビジュアル化

未曾有の転換期を迎え、経済は5年あるいは10年先まで急加速したと言われています。ライフスタイルや働き方に対する考え方も変わり、人材業界も変革時期に入っていることは間違いありません。
このようなコロナ禍であっても、人々が企業に求めるものとして、信頼性に付随する「人的魅力」が占めており、世の中の動きにあまり左右されない不変的な要素であることが伺えます。あるいは、このような状況下だからこそ、より理念やビジョンに基づいた企業の姿勢が注視されているのかもしれません。「企業が存在する社会目的」や「そこに向かう一貫した姿勢」を示すことで、ブランドとして共感共創度を高め、他社との差別化を図っていきます。そして最終的に、「デザイン」としてビジュアル化するプロセスをたどっていきます。その一つとして「ブランド・ロゴマーク」があります。

時として、個人の「好き嫌い」の感覚論に陥りやすい
「ブランド・ロゴマーク」

コーポレート・ブランディングの本質は「未来に向かって変化をつくる」ことです。デザイナーは「未来」を見通して変化をつくるためにブランド・ロゴマークをデザインしています。一方で、企業側は長い間「これまで使ってきたロゴマーク」に無意識に親しんでおり、愛着すら抱いています。つまり、見ているのは「未来」ではなく「過去」であり「現在」ということになります。この「時間軸の視点の違い」がビジュアル化した時の違和感となり、感覚的な意見に走りがちになります。企業側とデザイナーが議論を交わしながら、コーポレート・アイデンティティ(社会目的・企業姿勢などの概念)をビジュアル化していくことで、はじめて新しいカタチを受け入れることができると言えます。

そばにいる総合人材紹介のプロフェッショナルとしてRe-Start
「現在」から「未来」のブランド価値をロゴマークに込めて

私たちTCDは、岡山に本社を置く総合人材会社である株式会社キャリアプランニングのコーポレート・リブランティングのプロジェクトに参画させていただきました。地元からの信頼も厚く、社員のクオリティも高い中、他社との差別化と、より一層地元の人材戦略を支えて、はたらく喜びを引き出していきたいとの思いから、リブンランディングに至ったとのこと。特にブランド・ロゴマークの制作には時間をかけました。
まずは社員の皆さまの「現在から未来」へのブランド提供価値を知るために、社内調査とワークショップを実施。社員が同じ方向を目指していくためのシンボルとして、新しいロゴマークに自分たちの姿勢を示して行くことが大切だという視点に着地しました。そして、これまでの常識やルールに捉われず、変化する働き方や多様性にもフィットしていることを以下のように導き出しました。

コンセプトは「はたらくをもっと、あなたにずっと。– ON YOUR SIDE」。
求人を行う企業や求職者にとっても一番近い存在であり、「はたらく明るい未来」をつくリ出すことのできる、あなたに一番近いプロフェッショナルであり続けるという姿勢をことば化しました。

ブランド・ロゴマークには、キャリアプランニングの過去から未来をカタチづくっていく姿勢を、新たなカタチにビジュアル化しました。常にあらゆる求職者や企業にとことん寄り添い、点から面へ広い視野で最適解へ導く「真のプロフェッショナル」であり続けること。そして、今まで積み重ねてきた信頼と社員のクオリティの高さをロゴのアウトラインとして残すことで、過去の自分たちも包括していることを表現しています。

時代を越えても飽きられない普遍性をつくる

いまや世界レベルで人種や性別の新たな価値観や多様性といったものが共有され、New Standardとして生まれつつあります。ブランドをどう育て、どのようなコミュニケーションをとっていくのかを考えていく、次のフェーズに入ってきている時ではないでしょうか。コーポレート・ブランディングを通して「あなたの企業が存在する社会目的」や「そこに向かう一貫した姿勢」を示すことができれば、ブランドとしての「共感」を得ることができ、一貫したストーリーを語れるようになると思います。

新たな時代を生きるために、自社の「良さ・強み・特徴」を、私たちTCDと一緒に見直してみませんか?

株式会社キャリアプランニング
https://www.capla.co.jp

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