2013.06.30

BrandingTopics5 #28:カンヌライオンズで発表された高品質なブランドコミュニケーション

「Branding Topics 5」では国内外のブランディングやデザインに関する
注目トピックス、ニュースをピックアップしてご紹介して参ります。
今週はグローバルブランドのカルチャー発信力ランキングなど5つをピックアップ。
ブランディング
カンヌライオンズで発表された高品質なブランドコミュニケーション
今年もクリエイティブの祭典カンヌライオンズが開催され、様々な国々の作品が発表されました。グランプリは5冠を達成したメルボルン鉄道の安全啓蒙キャンペーン「DUMB WAYS TO DIE」。一見可愛らしいキャラクターが、どんどんおかしな死に方をしていくというインパクトのある作品で話題になり、YouTubeではわずか1週間の間に1億2000万回再生されました。最も多くのライオンを手にしたのはDOVEの「Dove Real Beauty Sketches」。すべての女性は自分が思っている以上に美しい、というメッセージを丁寧に映像化しています。
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危険なブランディングで駆け抜けるレッドブルのコミュニケーション
エナジードリンクとして高い人気を誇る「レッドブル」のブランド戦略と、最近発売になったスターバックスのエナジードリンクのブランド戦略を比較した記事です。日本での発売開始時はそこまでのヒットはしていませんでしたが、「レッドブル 翼をさずける」というスローガンのもと、若者であるターゲットに「カッコイイブランド」として浸透するために綿密なコミュニケーションが行われています。
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2018年冬季オリンピックロゴデザインと展開イメージ
2018年に韓国・平昌で開催されるオリンピックのロゴデザインが決定しました。MetoroUIあたりからiPhoneなどでもフラットデザインが話題になっていますが、その流れを組むかのような繊細でフラットなデザインです。ロゴのモチーフを活かして、さまざまなグラフィックへ展開していて、紹介ムービーを見ていると楽しい気分にさせられます。
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モトローラがロゴリニューアルでGoogleファミリーの仲間入り
2011年にGoogleによって買収されたモトローラ・モビリティのロゴデザインがリニューアルしました。これまでの真っ赤で力強いエンブレムから、「M」の形はそのままに、カラフルなラインでふちどられたものへ。ロゴの下には「a Google Company」と表示されることになりました。そして、このロゴをひっさげて、完全米国製を謳ったスマートフォン「Motorola X」のプロモーションを開始しています。
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食べ物へ直接レーザーでロゴをプリントできる技術が登場
TCDでロゴデザインを行う際には、その業種や用途に応じてさまざまな利用シーンを想定してロゴデザインを行います。たとえば、名刺はもちろん、大きなサインやショッパーだったり、小さな部品への刻印ということも。そんな利用シーンのひとつに「食べ物」が浮上しそうです。スペイン企業が開発したこの刻印技術は、トマトやバナナといったさまざまな野菜やフルーツに、ダメージを与えることなくロゴを印刷できるそう。直接刻印すれば、ラベルが商品から外れてしまう、といったリスクも避けられますね

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