ブランディング考

2020.02.27

ウェブサイト改善の第一歩「ターゲット」

太田 健一郎 デザインディレクター

ウェブサイト改善の第一歩「ターゲット」

「ウェブサイト上で商品購入や問い合わせ、資料請求を増やしたいが、うまく機能しておらず改善を考えている」というお問い合わせを受けることがあります。
ウェブサイトの改善は、現状分析、ターゲットの整理、シナリオ設計、コンセプト立案、デザイン、インタラクション、プロモーションなど、様々なフェーズがあります。今回はターゲットの整理に関して、少しまとめてみたいと思います。

●まずはターゲットの属性(群)を明確に

ターゲットがそもそもあいまいだったり、広く売りたいのでターゲットは設定しないなど、思考停止をしていることがあります。最終アウトプットの背骨にあたる部分なので、きちんと整理していきましょう。
まず、現状分析や競合分析などを踏まえて、メインとなるターゲットの属性を捉えていきます。マトリックスで表現すると分かりやすくなります。縦横の軸を立てるのが難しい場合は、下記のようにITリテラシーとブランド関与度で考えてみると、新規顧客、優良顧客、潜在顧客、休眠顧客に分類することができます。

ウェブサイト改善の第一歩「ターゲット」

話は少しそれますが、消費の中心になりつつあるミレニアル世代(1980年代〜90年代生まれでインターネットが当たり前の世代)がターゲットの場合、消費行動や価値観が今までとは異なっていますので注意が必要です。

●ターゲットの属性(群)からペルソナ(代表的な個)へ

ターゲットの属性(群)が見えたところで、より目の細かいペルソナ(代表的な個)を立てていきます。主な項目は以下です。商品やサービスにより、項目の追加を行ってください。ペルソナを立てる際の注意点は、1人の人物の特徴を詳しく描くというわけではなく、群の「代表的」な人物像を描くという点を忘れないでください。

ウェブサイト改善の第一歩「ターゲット」

そのペルソナとともにイメージボードを作ることで、よりくっきりと輪郭が見えてきます。このペルソナをプロジェクトメンバーで共通化することで、ブレのないアウトプットになります。
そして、そのペルソナに体験して欲しいシナリオが、次の改善ステップのシナリオ設計であり、昨今言われるカスタマージャーニーマップ(顧客のブランド体験ツアー)となります。ちなみに、ウェブサイトに限った話ではありませんが「66%の顧客は、上質な体験が得られるなら多少値段が高くても許容すると答えている」という結果(「第3版 コネクテッドカスタマーの最新事情」 – Salesforce Research)もあります。広く一貫したブランド体験が非常に重要になってきています。

TCDでは、様々な業種や製品、サービスのブランディング・ソリューションをワンストップでお手伝いしています。

是非、ご気軽にお問い合わせください。

[筆者プロフィール]

太田 健一郎
株式会社TCD デザインディレクター

WEBデザインを中心に、グラフィック、映像など幅広いプロモーション業務に従事。5歳と2歳の2児をもつ自称イクメンでキャンプ好き。


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