ブランディング考

2019.10.18

プロダクトデザインと共に育むブランディング

ブランディングを中軸として、様々な業種と関わる我々TCD。
その開発領域は、コンセプトワークから商品デザイン開発、プロモーション開発を経て施策の効果測定まで、幅広くコミットしています。

実に様々な業種におけるブランディングのご相談をいただいてきた中、昨今はプロダクトデザインのご相談も増えてきました。それはひとえにブランディングの中でも、正に商品そのもののカタチが重要と捉えられているからではないでしょうか。

ブランド育成に寄与するプロダクトデザイン

ブランドは、競合に打ち勝つ機能や品質をもつ「物性的価値」と、商品と接する中で育まれる体験「感性的価値」が掛け合わされることで育っていきます。その「物性的価値」と「感性的価値」のどちらにも関わってくるのがプロダクトデザインです。

商品そのものの機能や品質をより発揮できるように設計することで、「物性的価値」を向上させます。一方で、購入後にもその商品性や使い方がわかりやすくユーザーに伝わり、機能を果たし、満足を促し、商品に対する信頼や愛着を生むことで、「感性的価値」が育っていきます。
このように商品自体のカタチは、ユーザーのブランド評価を左右する大変重要なファクターとなります。

本質をカタチ化すること

我々TCDのプロダクトデザイナーは、「商品の本質をよりわかりやすく伝え、それらをより使いやすくアフォード(誘導)し、ユーザーの暮らしにフィットさせること」を意識して、日々デザインを生み出しています。

それを実現するために必要なのは、商品や環境をよく知ること。
商品が実在する場合は自ら体験し、USPを実感することはもちろん、開発背景やその商品が誰によって、どのように使われるかなど、商品を取り巻く環境を観察し体感することは、商品の本質を知る上でとても大切です。
そこで得たデザイン課題を一つ一つ解決していくことで、「物性的価値」を上げられます。

また、「モノ」のデザインだけでなく、ユーザーの暮らしがどう変わるかを想像・予測する、つまり「コト」のデザインをも同時に作り上げていくことで、「感性的価値」の育成につながっていくのではないでしょうか。

モノには、ヒトの生活を支える「責任」があると言えます。
より良い生活につながる答えを、我々は常に探しています。

TCDプロダクトデザインについての詳しいご説明

次回からは、プロダクトデザインの実績を紹介しながら、TCDの目指す「ブランディングのためのプロダクトデザイン」をお伝えしたいと思います。

[筆者プロフィール]

日比 秀一
株式会社TCD パッケージ&プロダクトデザインセクション チーフデザイナー

入社以来、日用品のプロダクトデザインに従事。
パッケージデザイン業務や社内の備品修理などの困りごとにも携わる、自称「何でも屋」。

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